1人海遊館

気持ち悪いと思われるかなと思ったのでどこにも書きませんでしたが、書いてみます。笑

先日ついに、仕事帰りにふらっと、1人で海遊館に行って来ました。
魚や海獣たちのグルーヴが見たくなったのです。
昔から1人で色んなとこに行くのが好きですが、さすが海遊館にまで1人で行くようになるとは思ってなかったです。w
でも行きました、、笑
ハート持って記念撮影するところ通りすぎるとこだけは気まずかったけど、チケット売り場のお姉さんとかも意外に驚かずに対応してくれて、有り難かったです。

誰かと行くのもとても楽しいですが、1人で行くと、自分の好きな水槽の前に長い間いられるのが楽しかった。
カメのシワのひとつひとつ、甲羅の傷。魚のうろこ、魚の筋肉の筋が頭から尾ひれまで通っている様子。細かいところまで、じっくりと観察できました。
じーっと見ている人は珍しいのか、魚の方も寄ってきて、こちらを見てきます。
けど、彼らはひとところにとどまることをしません。ヒラヒラと花びらのように流れに身を任せ、
「人間って泳げないのねかわいそう」と言わんばかりに、ぷいと背を向けて
優雅に水槽を泳いで上っていきます。

大人も子どもも、たくさんの人が、水中世界を楽しんでいました。海の波の音や、水の音を聴いたらどこか懐かしく、安心する感じがしますよね。やっぱり命の始まりは海だから、人間も、今は陸で生きていますが、どこか太古の記憶を覚えているのかもしれません。

さて、今回どうしても海遊館に行って確かめたかったのが、今度踊る曲がワルツでとても苦戦していたからなのです。冒頭にもありましたが魚・海獣の動きを参考にしたかった。「ワルツで踊る」イメージはあるけどはっきりせずもやもやしていて…色んな動画を見ましたが、やっぱり円舞曲と呼ばれるほどでペアで優雅にターンされているものが多く、1人で踊るのにしっくり来ず。しかもワルツはワルツでも、とても土臭いワルツ。命がそのまま剥き出しになったような感じのワルツで、(何の曲かわかりましたでしょうか、、笑)
その曲を聴きながら色々考え、悶々しながら眠ると海の夢を見て。それはそれは大きな大きな鯨が出て来ました(めちゃくちゃ大きかったです。大阪ドームくらい?)
これは、水中の生き物たちにヒントをもらえってことかな、と感じたので、その日その足で向かいました。

やっぱり行ってよかったです。
海獣や魚たちの動き方、水の中での遊び方は本当に優雅で、遊び心がいっぱいで見ていて全然飽きない。
特にジンベエザメが目の前を通りすぎていくときに、彼らにとっての時間の流れ方と、
自分に流れる時間の流れ方がこうも違うかと、
息をのみました。

いつか、1人じゃなくてたくさんの人に協力してもらって、たくさんの海を表現したい。海遊館だけにでもたくさんの水槽がありますが、世界中にはたくさんの海があって。場所や気候によって、色々な表情を持つんだろう。もっとたくさんの、海を見に行きたい。それを、ジャズと踊りで表現できたらなぁ、、、
などと、いつものことながら発想がピョンピョン飛びながらも、
しっかり、今回の1人で踊る分のインスピレーションをもらってきました。それが100%出せるかはわからないですが、ギリギリまで、今できることを全部頑張ってみようと思います。

海の中のファミリーたち、ありがとう🐠

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